• 5月10日

    僕の体の中 流れる血液の宇宙

    僕は宇宙船の中にいて 窓の外も内も 宇宙

    僕はその中にいて ただただ耳を澄まして 感じとる

    人々の あるいは社会のその中にも 自分を発見し

    時々鏡を見ては 自分の実体に驚く

    「僕が いる」

    意識は社会の中で 確認されるのか・・・

    いつだって霊感は唐突にやってくるけども

    いまひとつのとこで 遠い銀河に走り去る

    マッハを超えるスピードで 追いつけやしない

    でも ぐるっと回って またやってくる

    待っていてもいなくても 飛び交っている

    あの人の眼は 僕の眼

    不確かに 確かなことだな

    それだけは 言える