嗚呼 夏に蓄えられし木々の緑は
嗚呼 しののめに 去り行かん夏を とくと知らせます
嗚呼 我 ますらおの たつときは いつ?
嗚呼 残暑によりそい 首筋は汗でべとべと
夏なんて大嫌い か?な?
熱帯夜に耐えきれず クーラーいれたっけ な!
けっ!
そして いつのまにか秋は ちょっと悲しく やってくるんだ
実りの秋は ちょっとだけ悲しく やってくるんだ
嗚呼 白痴の風は 僕の脇の下を通り抜け
ベルギーをかすめて オランダを通り抜け ドイツで吹き溜まる
それから アメリカを通り抜け 日本で吹き溜まる
ここからどこへいこうか
そう どこへでもいけるさ! さっ!
けっ!
ちょっとだけ悲しくなっちまう秋の始まりは
へらへら笑って にこにこ笑って 人様からは笑われて
冬にそなえて 心の中じゃあ しっかりしていよう