• 6月27日

    画家にとってのセオリーは引用するためにあらず。
    また実践するためのものでもない。
    実体験を通して後日認識されるものだ。

    と書いても、俺はセオリストじゃないもんなぁ~。
    勉強は必要だけど、卓上の論議は苦手だ。

    描きだしたW皿絵∞型、始めてみれば全く順調。
    『 Mathematical Cliche 』の題名の下にイメージはすぐに決まった。
    イメージが決まるのに時間がかかるが、決まってしまえばけっこう簡単。
    自分のシステム上でころがすだけだ。
    しかし、そのシステムは、破綻した時のこともちゃんと考えられたものでなければならない。

    けれど、その絵がいいかとかは、やっぱり完成してみなきゃわかんないんだよな~。
    完成図は予想できるけど、それは誌上の印刷みたいなもんで、実物じゃない。

    よくわからんが・・・・よくわからん。けど、わかっているのは描くしかないということ。
    描くということは誰にでもできることだ。
    だからこそ、みんなの知ってるやりかたで、みんなの知らない表現を。

    それが今の自分には、確実に合っている・・・はず・・・・かな?

    と、考えてるふりして・・・とにかく描くべし。
    乾き待ちして1行書いては、また塗る。

    もうすぐ完成。

    変わった感じの絵になった。
    『 Mathematical Cliche 』
    白い四角形が全部で32個、画面上に浮いている。
    良い絵かどうか、今はわからないけど、センスの良い絵になったことは確か。
    今日は、それで満足だ。

    ビール!