杉戸と吉野家へGO!そして俺「牛鮭定食」杉戸「けんちん定食」。玉子付き。
電車乗って俺渋谷、杉戸新宿へ。
高田馬場で手を振り別れる。
ホームから去りゆく電車と、女子医大の方角にVサイン。
タワーレコードに寄って OFFSPRING の新譜を買う。
1000円高いが、好きな曲のボーナストラックがついてるので日本盤にする。
渋谷ロッキングオン、エレベーターのドアが開くとばななさん+慶子さんの後姿。
一緒に用意された部屋に入ろうとすると「ひな菊の人生」本の山が眼前に!
一瞬返本の山か!と二人驚愕!違うことを祈る。
佐藤さんの進行でバナナラ?Cut 対談開始!・・・の前に読者カードを読む。
ほとんどの人がこの本のことを理解しているようで嬉しくなる。
青山ブックセンターでの原画展のアンケートもいただく。
対談・・・といっても特別に緊張することなく・・・やっぱし緊張してたか・・・
しかし無事終わり、つうか、いつ始まりいつ終わったのかわからん状況で終わる。
AD中島さんもやってきて、Cut 掲載用の写真をポラロイドでばななさんと撮り合う。
ナイスショッ~ト!が撮れた!と思ったのも束の間、ばななさんが撮ったやつさりげに上手い。
部屋を出ようとすると渋谷社長が挨拶にあらわれ、俺緊張。
その後、下北沢でひな菊本完成記念の晩飯(鯛!!!!!!)。
そこで知られざるというか、予想を越えた中島さんの装丁魂に接し熱く熱くなる。
「ひな菊の人生」は、ほんとうに3人のコラボであることを実感。
そして入院王中島病院物語に一同爆笑の嵐。
この世に同じ人は二人といない。
その中で、わかりあえる部分がぴったりと重なる時(自分が重ねていき、また重ねられ)、また新しく予想もしなかったような共感、共有が生まれたりする。
一人でつくられたものは、なかなか手元を離れようとはしないけど、みんなで作られたものはさっと離れていって、さらにいろんな人々と共有時間を過ごす。
この本はひとつのオブジェだ。
赤い本と黄色い本が青い箱からぴったりとくっついて出てくる。
そしてひととき離れ離れになりながら、またくっついて箱に入っていく。
ひとりひとりは、それぞれこの世に唯一の存在。
でも一緒になれる。
この本の装丁は、物理的にも精神的にもカッコイイわい!
中島さん、佐藤さん、そしてばななさん、サンキュウ・ベリマッチ!
電車に揺られて帰り道。
原画展のノートとアンケートをじっくり読む。
知ってる名前や知らない名前。
遠くからやって来た人、何回も来た人。
人が作り出したものを、わかるのはやっぱり人だ。
僕等は人類以前の記憶を細胞の中にかかえ、他の生物のことも考えられるけど。
わかる気持ちや、わかろうとする心は彼等の上の上をいく。
大自然や大宇宙の驚異に比べたら人が作り出すものはちっぽけだ。
でも、それは人にしかわかりえないものなんだ。
人ってその点じゃ、猫や犬より欲張りかも知れないけど、そこがまたいい。
人に生まれてきて、こうして気持ちを形にしていけることに感謝してしまう。
帰宅後「GOGO モンスター」再読。
黒いインクの匂いが物語りと記憶の扉へのプロローグ。
僕はユキになり、マコトになりいろんな扉を開ける。
明日はきっと雨だろう。
そして雨は晴れるだろう。