• N.Y.C滞在記

    22日

    朝パスポートが見つからずかなり焦ってしまう。結局見つかり、すぐ家を出てトラムに乗って駅に向かうが、乗り換えや待ち時間とかで間に合いそうにないので、急遽トラムを降りてタクシーをひろう。
    そして・・・ぎりぎりに空港に着いたぁ~。

    機内はがらがらであった。初めて乗るルフトハンザ機。内装のデザインがいい。やっぱしドイツの工業系のデザインは機能美がある。
    窓からグリーンランドが見える。とてもきれいだ。白い大地と曲がりくねった大河。

    お昼、N.Y 到着。Newark 空港。タクシーで SOHO へ。
    久しぶりのマリアン・ボエスキー・ギャラリー。ドローイング・ショウの準備中。送ったドローイングが額に入って僕を迎えてくれた。
    2時30分に小山さんとマリアンのギャラリーで待ち合わせだが、まだ時間があるので SOHO をぶらつき、中華街でアンパンを買って食う。
    本屋めぐりをして戻ったら、小山+杉戸+みさこ+村上さん達と再会。
    杉戸+みさこと SOHO 見物して、パールペイントで画材を買う。
    杉戸はニコールのとこに行き、残りの日本人+マリアン+リサ+レイチェルとでタイ料理を食う。
    村上さん時差ぼけで眠り込む。小山さん、よく食う。
    村上さんの飛行機がピカチュウのジャンボだったと聴き、すこし羨ましくなる。

    明日から、アートフェアのセッティングだ。小山さんが借りたウィークリーマンションに泊まる。

    23日

    朝から展示、今回の第二回アーモリーショウは小山さんは初めての出店。僕は他に、L.A、N.Y、London のギャラリーから出品する。マリアンのとこだけ展示がうまくいかない!空間に対して立体が大きすぎるのだ。でも、最終的に全体の展示構成を大幅に変えてなんとかなる。無理して N.Y に来て良かった。もし来なかったらきっとダサい展示になってたと思う。

    24日

    朝、ティム+ジェフと朝食ミーティング後、アートフェア会場へ。
    午前中で展示を最終チェックして、関係者オープニング。
    いろんな人が来る。マイアミのデラクルスさんと再会。新しい家の壁画を描く約束をする。出品作品、全部売れる。うれし泣き。
    夜、杉戸と二人で2枚共作する。いいのが出来るが、黄色がなくてあと一歩。

    25日

    アーモリーショウ 一日目。チェルシーのギャラリーを観てまわりその後会場へ。
    ルベールやアルゼンチンの人、ベルギーの人、もちろんアメリカの人も、いろんな国のコレクターに会う。が、人疲れ症状が出てきてアートフォーラム主催のパーティに行くのもやめる。
    宿でみんなが寝てからパネルにドローイングする。2点いいのができた。杉戸はニコールのギャラリーに泊まり込みで制作している。

    26日

    昨日雨に濡れて歩き回ったためか、風邪をひく。ハナミズが止まらない。杉戸とチェルシーで見逃したギャラリーを見てまわる。
    パキスタンのカレー屋で二人で豆カレーを食べる。安い!二人で8ドル。チャイがうまい!
    夜はダン先生と杉戸と3人で日本食。うまい。言う事無し。
    食後ダンと別れ、杉戸とぶらつく。Peal Jam と NOFX のTシャツを購入。マーブル・コミックで Kazz の Underworld の2巻目、SOF' BOY の2巻目、Eightball の No.18 などを購入。その後、杉戸はニコールのとこに行き、一人地下鉄で帰る。

    他にCDも買う。Inger Lorre 、Mindless Self Indulgence 、Velvet Crush 、Mike Ness 、Bell and Sebastian の 1st など。

    27日

    午前中、PS1 に行く。150人の N.Y の若手アーティストの展覧会。でも、ペイトンやタイソンもある。エリック・パーカーのでかい絵もあった。それからアートフェアの会場に行き子犬のエディションのことをマリアン、ティムと決める。スティーブンとロンドン個展の打ち合わせをして、会場を後にする。ウィーンとパリのギャラリーから展覧会のオファーがあったが・・・できないと思う。時間的にもアベレージをキープするためにも。
    5時15分、ドイツ行きルフトハンザに乗る。
    また今回も『自由の女神』が観れなかった。エンパイアにも登れなかった。セントラルパークも然り・・・