• 6月4日

    こうして さも当たり前のように息をして

    一体どれくらい生きていられるのだろう

    僕は昨日あそこにいて 今日はここにいる

    舗装された道路は いつかは朽ち果てるだろうけど

    それでも這いつくばって 地面を見て 眼を凝らしている

    ディティールの中に 他に何が見えるんだろう

    何度も何度も昨日を振り返るが 明日は見えない

    瞬間を生きることが つらくなり

    すべて投げ出したらどうなるのだろう

    やっぱり わからないことが多すぎて 明日は見えない

    やってくる時間に対して あまりにも無防備で

    明日は見えない

    そうしてるうちに 明日はちゃんとやってくる

    僕の絵が 良くなってるのかどうか わからない

    けどそれは どうでもいいことだ

    とにかく 見えない明日は 確実にやってくる

    それが怖いのなら 眠らずに制作して立ち向かおう

    ・・・と思いつつ 寝る・・・安心 安心