タイムスリップしよう。
あの、なにもかもがキラキラ輝いていたあの頃に。
世界がとてつもなく広くて大きくて未知だったあの頃に。
新学期に、こころウキウキさせてたあの頃に。
何かにむかついて、いつも怒っていたあの頃に。
そして、そして、そのまんま今に戻って来て、現実に向き合おう。
叫び、筆を手にして戦おう。
気持ちがマンネリじゃ話にならない。
現実を受け入れて、立ち向かおう。
居心地のいい場所に逃げ込みはしない。
そんな隙間は探せばあるが、大手を振って歩けない。
絵を描くことや、発表することが当たり前になっても。
CDが山ほど買える金があっても。
一番大事なものを忘れるな。
ねたみや人を羨む気持ちを捨て去らせ!
嗚呼、いつもこんな気持ちと戦い、悩み苦しむ。
そんな自分にまた溺れるなかれ!
素直にしてればいいってもんじゃない。
そんな自分を蹴り上げて、気を引き締めろ。
弱い自分を愛すな!
強い自分も叩き出せ!
人の期待に応えるよりも、まず自分に応えようじゃないか。
そんな当たり前のこと、出来ないようじゃ話にならん!
畜生!なんだってこんなに自分は弱いんだい?
ほんと、なまこになってちゃ始まらんぜ。
何様になってちゃ始まらんぜ。
くだらない自分を蹴散らして、進むぜ。
ハキダメから鶴を飛び立たせよう。
今日も明日も、明後日も、だ。
満足感!そんなチンケなもの!糞食らえ!
感覚を研ぎ澄ますんだ。
五感を使え!六感も!
今の自分を越える努力を惜しむな!
コマーシャルな人間を否定しろ!
自分を嫌い、罵りまくれ。
しかし!そこから希望を見出す努力をしろ!
立ち上がる時、一段上に足を乗せようじゃないか。
かっこわるい姿勢でも、そこから踏ん張ろうじゃないか!
ゲロまみれ糞まみれでも、目を覚ましてやってやろうじゃないか!