午後1時30分、時間どうりにNHKに到着。
でもあせって家を出たので、靴が絵の具まみれの作業靴のまんま・・・
昨日みたいに黒のラバーソールでいこうと思ってたんだけどなぁ。
待合室にいたら、なんと!高校の同級生の山本が!
音響関係の仕事をしてるとのこと。
偶然会った解説委員の人が、ドローイング1枚三千円当時の作品を知っていてそれもびっくり。
そしてタマオちゃんもユウコちゃんも綺麗だった・・・・・・・
いままで『新・真夜中の王国』は見たことなかったので「これからは毎日見る!」と言ってしまう。
が、週一放送で、しかもBSアンテナのない我が家では見れっこないじゃん・・・・
NHKを後にしてパルコのカフェで山本さん小山さんとユリイカの打ち合わせ。
打ち合わせ後、ブックセンターで何冊か本を買う。
真面目本数冊とマンガたくさん。
『転がる香港に苔は生えない』は面白そう、『バンビ』の6巻はまだでてない・・・
レジでお金払おうとしてたら、小山さんが「奈良君の本を買おうとしてる人がいる!」と言うので見たら、ほんと!いた。
嬉しくなってサインしてしまうが、それを見てたレジの人からも頼まれてする。
なんかちゃんと自分用に取り置きしてたみたいで、さらに嬉しくなり2人に横浜の招待券をあげてしまう・・・俺って単純。
本屋さんに自分の本が並んでるのを見ると、不思議な気になる。
知らない人から声をかけられると思い出す。
僕は小さな街でみんなに知られていた。
他校の奴等や後輩達・・・学校でみんなに知られていた。
あの感じに似ているんだ。
そしてそこから逃げるように、もっと大きな街へ向かったんだ。
誰も知らない、誰にも知られない大きな街へ。
幼かった頃、僕は小さな世界で人気者だった。
居心地の良い小さな世界で。
小山さんとカレーを食いマッハで家にもどって村上さんとの合作2号を仕上げ、ヒロポンまで車に積んで持って行く。
もう逃げるなんてことはないだろう。
堂々と胸を張ってりゃいいんだ。