• 7月11日

    高崎へ。
    電車は各駅停車、八高線。
    のんびり進んでいく。

    11時過ぎ、群馬近美到着。
    めずらしく一番のり。
    美蘭に会うのはソウル以来。
    美蘭は世田谷美術館でお父さんと2人展だそうだ。

    審査はとても面白かった。
    緑の絵がすごく良い。
    出品規定で年令制限の15才~30才というのはまずいかもと思う。
    自分が票を入れた作家12人を後で確認すると、17才、18才、20才と若者が3人もいた。
    この3人は続けていけば絶対伸びると確信するが、どれくらいのやる気があるんだろうな。
    自分に置きかえれば、みんなすごいとは思うけど、継続が予期せぬ成長につながる時もある。

    映像作品のレベルの高さが印象に残る。
    どれをとっても自分はかなわないものばかりだけど、技術を抜きにして考えればいかにその技術に支えられてるかもわかる。

    やっぱり技術自体に対する努力はあたりまえで、本人がいかにリアリティを持って制作しようとしたかが大切だ。

    みんな部屋が暑いと言ってるけど、サウナのような横浜美術館で作業していた俺には屁の河童。

    帰りはやっぱし八高線。
    でも人身事故があって高麗川駅で足止めをくう。

    10時過ぎに帰宅。
    スタジオを掃除しようと一瞬思う・・・が、やめる。
    これから1週間は取材の日々になるのかな?