• 3月19日

    昨日あんなに早く寝たのに、起きたら午後3時。
    いそいでシャワーを浴びて、髭も剃り身を清める。
    いざ赤坂ブリッツへ・・・
    と思いきや、時間を間違えて2時間も早い電車に乗ってしまう。

    で、恵比寿のワーカホリックスにおじゃましてしまう。
    で、ぬいぐるみ制作に向けての打ち合わせをしてしまう。
    さらにシチズンの時計『 SLASH WITH A KNIFE 』復刻用のベルトデザインまでする。
    してから山本誠デザイン室によってコーヒー飲んで一服して、赤坂へ。

    地下鉄から上がる階段でカーコに遭遇、ダフ屋からチケット買うらしい。
    ブリッツ入口近くでタバコふかしてたら若木さん発見し、それをまた澤さんに発見される。
    で、3人なかよく入場。

    AJICO演奏開始。
    深い深い湖の底、あるいは鉛色の雲の向こうから聞こえてくるようなUAの声。
    それがどんどん水面に向かい、雲を静かに吹き飛ばして空にこだまする。
    雲の消えた空は、それでも夜の空。
    でも、夜じゃなきゃ銀河に瞬く星の輝きの綺麗さは、わからないんだ。
    地下室の壁がメローな音で溶け出して、空へと同化していく・・・そんな感じ?
    そして弓で弾くベースの音の美しさ。
    鈴とタンバリン。
    照明の人も上手いや・・・

    別に体動かして踊ったわけじゃないのに、この気持ちよさ。

    AJICO演奏終了。

    UAは笑顔だった。
    ロッタちゃん好きの息子へとバムセ大中小をわたす。
    が、ベンジーに会ってバムセ大は彼の娘用にとなる。
    彼とは初めて話したけど、長久手の農業試験場によく行ってたそうだ。
    あの、牛小屋をぬけた後に唐突に広がる野原、お気に入りだったそうだ。
    あそこは僕も退屈な授業抜け出してよく行ったんだ。
    『 SHERBET street 』にサインをしてくれた。
    彼の描く絵はどこか杉戸と同じ香りがするから好きなんだ。
    でも緊張してあんまりうまく言葉がでんかったがや。
    僕の本を贈る約束して楽屋をあとにする。
    でも自分の作品集を送るのはいつも恥ずかしい。
    僕は会ったことのない人に送ったことがない。
    バムセだったらいつでも送れるんだけどな。
    自分の絵に自信がないわけじゃない。
    ただ、彼等の作り出すものが素晴らしすぎるからだ。
    そして僕が作り出すものは、やっぱり自分へのメッセージ止まりな気がするからだ。
    どんなに人々に受け入れられようと、まだ自分で止まっている。
    でも、なによりもまず実物を観てもらいたいからだろう。

    鶴見さんにだって実物を、本物を観て欲しい。
    みんなに本物を観て欲しい。

    一番大切なものは技術なんかじゃないから、それは印刷でも伝わらなきゃいけないんだけど。
    それでもライヴを観るように、実物を観て欲しいと切実に思う。

    僕によって描かれた子たちが、僕が思いもよらなかったメッセージを伝えてくれるように!
    だって、自分が完成させた絵も一夜明けたら、作者にメッセージをくれるんだ。
    まるで他人のように「これでもかっ!」って何か言ってるんだ。

    まだまだ、まだまだまだまだ、やれそうな気がしてきて今夜はなんかうれしいや。