上野へ。
芸大彫刻科でレクチャー。
基本的には3年生の授業。
レクチャー後、何人か希望者の作品をみていく。
基本的な力はみんな持っていると思う。
何年か先、どういうふうになっているのだろう、とふと思う。
全ての作家を志す学生が、卒業後も制作を続けていくとは限らない。
いつもいつも目の前に在る問題を解決しようとしていくこと、その持続。
その積み重ねで人は作家意識を確かなものにしていくのだろう。
僕が美術と呼ばれるものたいして思うのは、まずその作品が自己表出たりえていく実感と達成感か。
そして作業をつうじて自己を深めていくことができること。
いや、なによりも楽しいこと。