• 10月24日

    上野へ。

    芸大彫刻科でレクチャー。
    基本的には3年生の授業。
    レクチャー後、何人か希望者の作品をみていく。
    基本的な力はみんな持っていると思う。
    何年か先、どういうふうになっているのだろう、とふと思う。
    全ての作家を志す学生が、卒業後も制作を続けていくとは限らない。
    いつもいつも目の前に在る問題を解決しようとしていくこと、その持続。
    その積み重ねで人は作家意識を確かなものにしていくのだろう。

    僕が美術と呼ばれるものたいして思うのは、まずその作品が自己表出たりえていく実感と達成感か。
    そして作業をつうじて自己を深めていくことができること。
    いや、なによりも楽しいこと。