• 1月25日

    25日 AM 2:30

    完成した皿絵を観ている。
    絵の中の子は、ひとりでただ立っている。
    いつもの構図だよ。
    いろんなポーズをとらせても、決まってここに戻ってくる。
    自分にとって一番自然な構図なんだろうか。
    何故に何枚も同じような絵を描き続けるのだろうか。

    ・・・自画像かぁ・・・

    自分はあの時と変わらずにまだ同じポーズをとりつづけているのか。
    それとも託された想いなのか。
    心の中にナイフを持ち続けている、いつまでたっても拭い切れない想いなのか。

    イメージの洪水なんてないよ。
    いつも繰り返されていくイメージがあるだけだ。

    またしても心のどこかから生まれてくる、あの嫌な気持ちが。
    どうか、どこかへ飛んでいって消え去ってしまいますように。
    誰に祈るでもなく、自分に言い聞かせて。

    進歩なんてしてなくても、退化すことのないように。
    誰に頼るでもなく、自分に言い聞かせて。

    過ぎ去って消えていきそうな時間をここに刻もう。

    かっこつけてちゃ始まんないぜ、かっこつけてちゃよ。

    どろどろにのた打ち回り、掃溜めから鶴を飛び立たせるんだよ。
    いっつもいっつも、どっかで安全牌に頼ろうとする。
    あの無心にただただ描くことが好きだった、あの自分はいなくなっちゃったか?
    いやぁ~、まだここに立ってるぜ。

    何度も何度も自分を励まして、もう一丁いきまっしょい!

    AM 8:15

    そろそろ寝るかぁ~。

    俺は21世紀のために生きよう。
    22世紀は関係無ぇやぁ~。
    先より今。
    今をこなしてきゃ、先も見えるさ。
    22世紀はこれから来る奴らにたのむぜ。

    PM 11:30

    皿絵第2弾、出だし快調。
    こういうのっていつも失敗する・・・
    でも、うまく行く時もあるよな。

    んで、22世紀のこともやっぱしちょこっと考えておこう・・・