• 1月23日

    深夜早朝午前の部

    HH にヨコハマプロジェクトがアップされた。
    果たしてうまくいくのかどうか?わからないが、始まったよ。
    思い切って、こういうプロジェクトを打ち出した。
    僕は僕の作品に共感してくれる人々を信じている。
    作品として発表されたものは、作者の意図から解き放たれてそれ自身の意志を持つ。
    その作品に対する反応は、作者も知り得ぬ作者自身を映し出す鏡でもある。
    オーディエンスの反応があって、作者は自身を省みることが出来るのだろう。
    製作することが、かろうじて自分を成立させていると思うし、それに対しての自負もある。
    しかし、作品として世に放たれたものは、自立して歩き始める。
    そいつらをまた再び自分のものにしなきゃいけないんだ。そう思う。
    そうでなけりゃ一方通行で終わってしまう。
    自分がいかに描くことが好きだとしても、ひとりよがりじゃ自分の存在を確かめられない。
    このプロジェクトは、そのひとつの答えを出すだろう。

    自分個人はひとりではあるけど、この同じ時を共に生きている人達がいる。
    そういう事実を確かめたいんだ。
    お互いに確認したいんだ。
    信じてはいるけど、形にしてみたいんだ。
    これはわがままか?
    わがままでもいいや、関係ない。
    信じることで生まれる作品があってもいいじゃないか。

    このプロジェクトは「 I don’t mind,if you forget me 」という作品になる予定だ。
    そうさ、信じることの意味は個人を超越するはずだ。
    忘れられないことを信じて、まだ会わぬ友たちに呼びかけてみよう。
    信じているから、君たちが僕を、僕の作品を、忘れちまったって気にはしないさ。

    これは自分にとっちゃ最初で最後の、見えない人に想いをたくす作品になるだろう。

    僕は今まで描いてきた物、作ってきた物がそれ相応の力をオーディエンスに対して持つことを信じる。
    だから・・・ I don’t mind, if you forget my paintings !

    お~!今夜は本当に眠れない。
    描きたくて眠れない。