手足が途方もなく伸びていって、何処を歩いてるのかまるでわからなくなったりもした。
それでもそんな軽い就縛にも似た状況から、自分の立つべき場所へと導いてくれたのは、かけがえのない友人達であり仲間達だったよ。
そして今、この目の前にある絵の具のチューブや筆を見るたびに、僕はまだ初心を取り戻すことができるんだ。
それは具体的には明記できないが、あの新鮮さを忘れてなかった頃の気持ちで、その時胸の中にあったあの気持ちだ。
その気持ちをこれからも持ち続けよう。
情報に惑わせられはしない。
自分にとって真実の知識だけを心に蓄えていこう。