• 10月31日

    白い壁に囲まれてがらんとしたこの空間は、まだまだ野良猫のような顔してる。
    近所を歩けば何処も彼処も意地悪な風景だ。

    でも、あっという間に変わるはず。
    あっという間に、親切な顔してくれるはず。
    あっという間に、自分の部屋になるはず。

    ここいらに住むいろんな聖霊たちが、興味津々に俺を見てる。
    やつらはこの辺、知り尽くしてるが、俺はよそ者だぁな、今んとこはよ。
    でもよ、俺は友好大使だよ。手を取り合っていこうじゃないか。

    町内越えて、県越えて、地方も越えて、国なんて笑って越えよう、越えてこう。

    宇宙の域までは、大きすぎて想像できないが、地球って星までは感じれる、実感出来てきてるぜ。

    どうにもこうにも、自己中になる時もあって、そん時ぁ自己嫌悪で反省反省、落ち込みまくりでいいじゃんか!
    死ぬほど落ち込む時にも、なんで復活できるんかわかんないくらい、まだまだ力が残ってるんだ。
    生きたい生きたいと正直に体は言ってるんだ。

    『体は全部知っている』まさにそうだよなぁ・・・・

    この体に永遠は無い。陽の光だって、星のきらめきだってなんだって永遠は無い。
    だからこそ今を生きよう。
    与えられた時間を、だまされて永遠を信じて生きよう。

    永遠なんてって考えると、なんだかちっぽけな自分&地球星。

    で!!!も!!!!!!!!!!!

    地球星ですら、俺の何倍も何倍もおおきいよ。
    すれ違う人々だっておおきいよ。
    星も人も虫も、宇宙に浮かぶ塵すらも、みんなそろって初めておおきいんだ。
    おおきな世界では、消滅していくだけなんてありはしない。
    何処かで新しい何かが生まれてるんだ。
    自分も、この体を作ってるミクロ単位の有機化合物も、みんなそろっておおきんだ。

    今現在、俺の体を物理化してくれてるもの達よ。
    その一個の細胞が新陳代謝する間に、何か一つでも形にしていくよ。